タブレットレジによる業務効率化 : 「エアレジ」や「スマレジ」で働き方が変わります。
2019年06月08日
「レジ」もネット接続が必要です!
【ブログ記事】
上記の記事で中小企業が対応すべきテクノロジーを解説しましたが、今回は、タブレット(iPad)を使った「POSレジアプリ」を取り上げたいと思います。
・今年10月の消費増税
・スマホQRコード決済の普及
・税金や社会保険料のデータ申請
これらの動向に対応するには、お金の入口である「レジ」もネット接続させる必要があります。
最近の流れは、
スマホ決済→クラウドPOSレジ→クラウド会計→行政機関の「完全電子化」を目指した動きであり、これからは個人商店と言えども、少なからず対応を余儀なくされてきます。
手頃なネット端末である「タブレット(iPad )」は、レジ機能との相性が良く、POSレジアプリを運営する会社は優れたサービスを提供しています。
「エアレジ」と「スマレジ」
リクルートが運営する「AirREGI(エアレジ)」は導入数No. 1のタブレットレジです。40万台以上が稼働しており、CM等でご存知の方も多いでしょう。
リクルートは「AirREGI(エアレジ)」を通じて店舗との関係強化を図っており、国内最大の店舗プラットフォームを目指しています。
★ベンチャー企業の(株)スマレジが開発した「スマレジ」も導入数が6万台を超えて急成長を続けています。
「スマレジ」は、売上分析・在庫管理・顧客管理などのレジ以外の機能が充実しており、有料プランを選択すれば電話サポートも受けられます。機能面から考えると一番優れたタブレットレジだと思います。
この2つの「タブレットレジ」は無料の基本アプリを「iPad」にインストールして、付属品のキャッシュドロアやプリンター等を用意すれば、簡単に使い始めることが出来ます。
システム連携の効果は絶大!
今回テーマの肝となる部分です。
「レジ」がネットに接続されることで、様々なシステムとの連携が可能になります。このシステム連携による業務効率化は、企業の生産性を大きく向上させます。
●クラウド会計ソフトとの連携
例えば、「会計freee」&「スマレジ」のAPI連携で、仕訳や棚卸などの経理業務が自動化され、売上や利益もリアルタイムで把握することが出来ます。
会社に関する情報がネット(クラウド)上に集約されますので、いつでもどこでも閲覧・修正することが可能になり、経営者はスマホ1台で会社の状況を確認できるようになります。
●キャッシュレス決済端末との連携
例えば、「AirREGI(エアレジ)」&「AirPAY(エアペイ)」の連携により、カード・スマホ決済20種類に対応できます。
PayPay ・LINE Pay等の参入でキャッシュレス化が進んでいますが、「StarPay(スターペイ)」のような決済プラットフォームと「スマレジ」を連携すれば、対応が遅れる心配はありません。
上述2つはシステム連携の代表例ですが、中小企業におけるクラウド活用による業務改善の余地は広いです。
その中でも、会計や決済のデータ化は、これから必須になりますので、「クラウド会計ソフト」と「タブレットレジ」の導入は早めに検討されることをお勧めします。
労務管理もタブレットレジで行う!
次に、「AirREGI(エアレジ)」と「スマレジ」など「タブレットレジ」で業務改善を見込めるのが、労務管理の分野です。
シフト表・勤務表(タイムカード)を店頭の「タブレットレジ」&個人のスマホで一元管理することで、シフト作成や勤怠管理の煩わしい業務を効率化できます。
クラウド勤怠管理の「人事労務freee」等と連携すれば、給与明細まで全てをペーパーレスで完結することも可能です。
その他にも、受付(発券機)としての機能、予約を管理する機能など、活用範囲を広げており、「タブレットレジ」は店舗運営の必需品となるでしょう。
労働時間の短縮などで「働き方改革」を進める企業も多いですが、テクノロジーを活用した業務効率化をしなければ「真の働き方改革」は実現しないと思います。その際にカギを握るのは、やはり、インターネットの活用です。
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