Zoom(ズーム)活用術 : ウェビナー機能を使って、営業をオンライン化しましょう!
2020年05月08日
Zoom革命
新型コロナでコミュニケーションが遮断される中で、ビデオ会議システム「Zoom」が注目を集めています。
利用者数が全世界3億人を超え、Zoom革命、Zoom飲み会など、新しい言葉まで登場しているようです。
Zoomの利用シーンは大きく広がっており、これまでビデオ会議システムを利用したことがなかった人達でも、オンライン会議やWEBセミナーに参加するようになってきました。
Zoomは、無料で始められ、利用ハードルが低いのが特徴ですが、有料プランを含めた機能面も充実しており、ビジネス活用に適したツールでもあります。
そこで、
今回のブログは、Zoomのセキュリティとウェビナー機能について解説したいと思います。
セキュリティ
4月頃から、Zoomの利用者が爆発的に増えている一方で、セキュリティ面への不安を報道されるようになりました。
URLをクリックするだけの利便性と相反して、知らない人が勝手にミーティングに参加したり、妨害されたりする危険性を指摘されています。
対処法として、
参加パスワードと待機室をデフォルト(初期設定)にするなどの対策をZoom社が打ち出していますので、まずは、Zoomアプリを最新版へアップロードすることです。(4月11日現在ヴァージョン5.0.1)
そして、
パーソナルミーティングIDを使わない、ミーティングURLにパスワードを埋め込まない、待機室を利用する、などの設定をすることにより、セキュリティへの不安は解消されます。
また、常識的に、
知られては困る機密事項はオンラインでやり取りしないことです。運用ルールを設けるのは利用者であり、Zoomは単なるツールだと認識して利用しましょう。
ウェビナー機能
ウェビナーとはWEBセミナーの略語で、Zoomは、5,400円/月の追加料金を払えば、ウェビナー機能を使うことができます。
通常のミーティング機能との違いは、主催者とパネリストのみが、ビデオ、オーディオ、画面の共有を実行できます。
ウェビナーは、多数の視聴者を想定したサービスなので、参加者(視聴者)は顔出し・声出しをせず、Q&A、チャット、および投票を通じて参加する形式です。
参加者(視聴者)の機能を制限することで、大人数セミナーでも円滑に進行できるようになります。
その他、ウェビナー機能には、
①事前登録URLの発行
②登録完了メールの配信
③参加者リストのレポート機能
④質疑応答
⑤フォローメールの配信
など主催者に便利な機能が満載なので、WEBセミナーを簡単に開催することができます。
営業のオンライン化
ウェビナーにより、これまでセミナー会場で実施してきた各種イベントや研修会などを、オンラインへ移行することができます。
また、ウェビナーは地域・場所を問わず、全国一斉に参加者を集めることができますので、営業的にもビジネスチャンスも広がります。
【その他のオンライン営業方法】
・ホームページ、Twitter、メルマガによる宣伝告知
・YouTube、Facebookによるライブ配信
・Zoom、Skypeによる商談、顧客サポート
新型コロナで、営業活動が制限されており、このまま自粛が長引けば、「営業」をオンライン化するしかありません。
オンラインを敬遠する顧客もいるでしょうが、新規で顧客を開拓する意味においては、ピンチをチャンスに変えることもできるでしょう。
営業自粛がいつまで続くかは分かりませんが、これまでの営業スタイルを続けるのか、オンラインセールスに移行するのか、企業の「営業」という業務を見直すタイミングではないかと思われます。
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